【レビュー】モンツァカーレースは小学校受験に効果あり?知育効果・遊び方・対象年齢を解説

 

ボードゲームで小学校受験対策はできる?

小学校受験を考えているご家庭にとって、「遊び」と「学び」のバランスは大きなテーマです。そんな中、ドイツの知育玩具ブランドHABA(ハバ社)が開発したボードゲーム「モンツァカーレース(Monza)は、楽しく遊びながら受験に必要な力を育むとして注目を集めています。

この記事では、モンツァカーレースも基本情報からゲームの特徴、知育効果、実際にプレイした感想、コスパ評価まで、小学校受験の観点からレビューします。

モンツァカーレースとは!?ゲームの基本情報と概要

基本情報

ゲーム名  モンツァカーレース(Monza)
メーカー  HABA(ハバ社/ドイツ)
対象年齢  5歳以上
プレイ人数 2~6人
所要時間  約15~20分

 

ゲーム内容・遊び方

モンツァカーレースは、色分けされたサーキット柄のボードの上をカーレースのように進み、誰よりも早くゴールを目指すボードゲームです。

特徴

・サイコロが数字ではなく色になっており、小さいお子さんでも一緒にプレイすることができる

・ルールはシンプルで直感的、子どもでもすぐに理解できるが、大人もハマるおもしろさがある。

・サイコロの色の出目と盤面の色を見比べて、最適なルートを自分で考える戦略性がある。

遊び方

1.各プレイヤーは自分の車のコマをスタート地点に置く。

2.6色のサイコロを一斉に振る。

3.出た目の色に応じて、自分の車のコマをマス目に沿って進める。

4.進める色がなくなったところで次のプレイヤーの番になる。

5.先にゴールにたどり着いたプレイヤーの勝利となる。

 

小学校受験に役立つ!モンツァカーレースで育つ5つの力

色の識別力・視覚的注意力

サイコロの色と盤面の色を素早くマッチングする力が問われます。これは受験で頻出の「色指定の指示理解」や「マッチング問題」に直結する力です。

論理的思考・条件整理力

「どの順番で進めば一番早く行けるか?」を考えることで、因果関係やパターン把握、計画的思考が養われます。

空間認識力・位置の理解

ボード上の車の位置や、進める方向を把握することで、図形問題や迷路系問題に必要な空間認知能力が自然と育ちます。

判断力・集中力

「最も効率的な動き方はどれか?」という判断を、毎ターン冷静に考える必要があり、集中力と瞬間的な判断力のトレーニングになります。

ルール理解・社会性

ゲームを通じて「順番を守る」「ルールを守る」「勝ち負けを受け入れる」といった集団行動の基本が身に付きます。これは行動観察対策にも有効です。

 

実際に遊んでみた感想。5歳~大人まで夢中になれる!

たくさんのサイコロを使うゲームなので、サイコロを振るだけで子どもは大盛り上がり。数字ではなく色で進むので、小さい子でもわかりやすいゲームです。

単なる運任せのゲームだと思いきや、使う色の順番によってどこまで進めるかがかわってきます。最初は目の前の色ばかりを見ていましたが、だんだんとサイコロの出目と盤面を見比べて、「この順番にしたらもっと前に進める!」と自分で考えるようになりました。

色がわかればできるゲームなので4、5歳くらいからでも遊べます。

ボードゲームとして本当に優秀で、クリスマス会やお誕生日会など友達が集まるところに持っていくとみんなで盛り上がれるゲームです。

 

総合評価/モンツァカーレースの知育効果とコスパは?

知育効果       ★★★★★
遊びやすさ      ★★★★☆
コストパフォーマンス ★★★★☆
対象年齢の幅広さ   ★★★★★

ルールが簡単で導入しやすく、子どもだけでも遊べるシンプルさ。

コストは約4000円とやや高額ですが、長く遊べて親も一緒に家族で楽しめるという点で、十分回収可能です。

色認識、論理、空間など複合的な能力が育成でき、小学校受験対策として非常に有用です。

 

まとめ/小学校受験対策にもおすすめ!モンツァカーレースは家庭に1つあると便利

モンツァカーレースはただ楽しいだけでなく、小学校受験に必要な力をバランスよく育ててくれる知育ボードゲームです。特にペーパー問題の対策では見落としがちな「空間認識力」「判断力」「行動観察対策」に効果的です。

また、プレイ時間が短く、ルールも簡単なため、「勉強の合間の知育遊び」や「家族のコミュニケーションツール」としても活用できます。

机に向かう受験対策の学習だけでなく、遊びの中から育つ力を大切にしたいご家庭には、ぜひ一度取り入れていただきたい一品です。

 

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