小学生から大人まで幅広い世代に人気のカードゲーム「UNO(ウノ)」。実はこのシンプルなゲームが子どもの知育や小学校受験対策にもとても効果的なのをご存じですか?
今回は、UNOの基本情報とルール、どのような力が育つのか、実際に子どもと遊んだ感想を交えながらご紹介します。
UNOってどんなゲーム
ジャンル:カードゲーム
対象年齢:7歳以上(6歳以下でも遊べる工夫あり)
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:15~30分程度
UNOは手持ちのカードをいち早くなくすことを目指す、色と数字を使ったカードゲームです。運と戦略、そして瞬時の判断力が問われるため、大人でも夢中になってしまう面白さがあります。
基本ルールの概要
UNOはメジャーなゲームなので、各地域やご家庭でさまざまなルールがあると思いますが、ここでは簡単に基本のルールを紹介します。
1.各プレイヤーに7枚ずつカードを配ります。
2.残りのカードを山札にし、1枚を表にして場に置きます。
3.自分の番が来たら、捨て札の一番上のカードと「同じ色」または「同じ数字」のカードを出します。
4.出せるカードがない場合は山札から1枚引きます。(引いたカードが出せる場合は出してもOK)
5.手持ちカードが1枚になったら「UNO!」と宣言。
6.先にすべてのカードを出し切ったプレイヤーの勝ちです。
UNOで育つ5つの力
UNOはただのあそびではありません。楽しみながら自然と以下のような力を身に付けることができます。
数の認識力
数字を使うことで、「数の大きさ」「同じ数字を見つける」「数字の順序」を直感的に学べます。小学校受験でも「どちらが多い」「数の分だけ〇を書く」など”数の問題”は頻出であり、そこで必要な「数の認識力」を育てることができます。
色彩感覚
赤、青、黄、緑の4色を瞬時のに見分けることで、色彩感覚と色の分類能力が鍛えられます。
ルール理解と記憶力
ゲームの進行には「ルールを守る力」「特殊カードの意味を覚える力」が必要です。小学校受験の行動観察では「ルールをしっかり守れるか」を「聞いたことを正しく理解して実行できるか」などが重要になります。
判断力・反射神経
出せるカードを瞬時に判断して、行動に移すスピードが育ちます。また、反射神経も鍛えられます。
コミュニケーション能力・マナー
対戦中に「UNO!」と宣言したり、順番を守ったり、勝ち負けを受け入れることで社会性が育ちます。
実際に子どもと遊んでみた感想
我が家では4歳のときに初めてUNOを遊んでみました。最初は難しかったので、数字のみを使い、スキップなどの特殊カードは使わないルールにしたり、色が合っていればOKしたり、数字も小さい数字だけ使ったりしました。
年長になる頃に通常ルールにも慣れ、ワイルドカードが出たときは大盛り上がり。プレイが終わっても、もっとやる、次も、次もと3時間くらい遊ぶ日もありました。
最初は負けると拗ねていましたが、だんだんと勝ち負けを受け入れられるようになり、ルールを守る大切さや集中力、判断力が伸びたと感じます。
総合評価
知育効果 ★★★★☆
遊びやすさ ★★★★★
コスパ ★★★★★
対象年齢の幅広さ ★★★★★
数や色の識別など未就学児から身に付けたい力が習得できます。数字、ルール理解、判断力など小学校受験で必須の力も学べます。
1,000円前後で購入可能でコスパも良く、ゲームのルールがシンプルですが、運や戦略性もあり子どもから大人まで幅広い年代で楽しめます。
まとめ
UNOは「楽しい」×「学び」が詰まった万能カードゲーム。
子どもが楽しみながら「思考力・判断力・ルール理解・社会性」を自然と身に付けられる非常に優秀な知育ゲームです。
特に小学校受験を目指すご家庭では、家庭学習の合間の「遊びの時間」として取り入れることで、リフレッシュしながら学びにもなります。
また、小学校受験だけでなく、家族全員でプレイできるため、親子のコミュニケーションも深まり、子ども自身の「心の安定」にもつながります。
勝ち負けを経験し、ルールを守ることを覚えることは机上の勉強ではなかなか得られない大切な学びです。
・遊びながら学べる時間を作りたい
・小学校受験に向けて数の勉強や集中力・社会性を育てたい
・家族全員で楽しめる知育ゲームを探している
こんなご家庭にはとてもおすすめできるゲームです。
ぜひ週末の家族時間に「UNO」を取り入れてみてください。楽しく笑い合いながら、学びが自然と身に付く、そんな時間がきっと待っています。
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