こんにちは。今回は知育・小学校受験対策として高く評価されているボードゲーム「ブロックス(Blokus)」についてご紹介します。
実際に遊んでみた感想や、小学校受験にどんな力が育つのか、どんな家庭に向いているのかも含めて、詳しくお届けします。
ブロックスの基本情報
ゲーム名:ブロックス
対象年齢:7歳以上(簡単ルールで4~5歳からプレイ可能)
プレイ人数:2~4人
所要時間:約20分~30分
ゲームの概要・ルール
ブロックスのルールはとてもシンプルです。
1.各プレイヤーは、21個の「形の異なるブロック」を持ちます。
2.ボードの角からスタートして、自分の色のブロックを順番に置いていきます。
3.ブロック同士は角と角が接するように置き、ブロックの辺が接するところには置くことができません。
4.相手のブロックの進路をふさぎながら、自分のブロックをできるだけ多く置くようにします。
5.最後に手元に残ったブロックのマスの数が少ない人が勝利です。
ブロックスで育つ”5つの力”
1.図形認識力・空間把握力
複雑な形を回転・反転させながらボードに置いていくので、図形の認識力や空間の把握力などが鍛えられます。図形を把握する力が自然と養われることで小学校受験で頻出の図形問題に強くなります。
2.論理的思考・戦略性
「ここをふさげば相手が置けなくなる」といった先読みをする力や論理的思考が鍛えられます。
3.判断力と柔軟性
一手ごとに状況が変化するため、瞬時の判断と柔軟な対応が求められます。
4.集中力・我慢力
最大4人プレイができるので、ルールに従って順番を守る、相手の手をじっと観察するなど集中力や社会性も育ちます。また、長時間集中して考える力が身に付きます。
5.試行錯誤と達成感
置こうと思っていた位置に先に置かれてしまったり、思わぬところから攻め込まれてきたりするため、その分、うまく置けたときの達成感は大きく、「工夫して考えることって楽しい」と感じられます。
実際に遊んでみた感想
・最初はブロックの形を把握するのが難しかったようですが、回したり、反転させたりしていくうちにだんだんとコツをつかんできたようでした。1回のプレイ時間も短く、繰り返し遊びたいと夢中になっています。
・ブロックスで遊ぶようになってから、積み木や図形問題に対する反応が変わりました。「これはL字!」「回転させたら入る!」など空間の見方が育ってきたと思います。ピースの形がテトリスのようで、図形問題に強くなる下地ができると感じました。
・4、5歳などルールが難しい場合は、ブロックの辺をくっつけてもいいルールにしたり、一緒に正方形を作る遊びをしたりと、簡単なルールにして楽しみました。
どんな家庭におすすめ?
1.小学校受験を考えている
図形問題対策、行動観察に活きる力が自然と伸びます。
2.知育に力を入れたいけど、無理な勉強は避けたい
「遊んでいるだけで学びになる」ので親子のストレスがありません。
3.兄弟姉妹、親子で一緒に楽しめる遊びを探している
最大4人まで一緒にプレイ可能なので、家族みんなで楽しめます。
4.ゲーム慣れ、学習習慣がまだついていないお子さんにもぴったり
ルールが明快で直感的に楽しめるので、最初の知育ゲームにもぴったりです。
総合評価(5段階)
知育効果 ★★★★★
遊びやすさ ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
長く使える度 ★★★★★
空間認識力や思考力が確実に伸びます。低年齢でも工夫すればプレイが可能で、大人も夢中になる楽しさがあります。図形、空間把握の練習に最適で小学校受験と相性が良いです。価格も3,000円前後で長く遊べてコスパがいいゲームです。
まとめ
「ブロックス」は、シンプルなルールでありながら、子どもの考える力と空間把握力を遊びながら、自然に伸ばせる知育ゲームです。ゲームをプレイしている時間が、ただの「遊び」ではなく知育や小学校受験対策に直結する良質な学びの時間になります。
家庭での取り組みの中で「楽しく」「自然に」思考力を育てられるというのは、受験期の子どもにとって大きなメリットです。特に図形・構成・空間認識といった領域に不安があるお子さまにはゲームという形で抵抗感なくトレーニングできる貴重なツールになるでしょう。
また、親子で一緒に本気で楽しめる時間が持てるという点でも非常に魅力的。遊びながら考えることっておもしろいという気持ちを育てることが、受験やその後の学びにも大きくつながっていくはずです。
いろいろ書いてきましたが、何より、このゲームはおもしろい!!
大人もハマるおもしろさ。ぜひ日々の遊びのレパートリーに取り入れてみてください!
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