アメリカ発、ThinkFun社の「ラッシュアワー(Rush Hour)」。車大好き、パズル大好きな息子がハマったこのボードゲーム。
ルールはシンプルだけど、子どもだけでなく、大人も夢中になる面白さがあります。
この記事では、ラッシュアワーの基本情報、遊び方、知育効果、小学校受験への活用方法など詳しくご紹介します。
ゲームの基本情報/ラッシュアワーとは?
ゲーム名 ラッシュアワー(Rush Hour)
発売元 ThinkFun(シンクファン)
対象年齢 8歳~(※ジュニア版は5歳~)
プレイ時間 約5分~15分/1問
プレイ人数 1人
※ThinkFun(シンクファン)社とはアメリカの会社で、論理的思考力や問題解決力、数理的考察力など思考力を育むためのゲームを開発している会社です。世界中で数々の賞を受賞する教育ツールを開発しており、教育者を中心に支持されているブランド。
ルールは超シンプル!ラッシュアワーの遊び方
ルールは超シンプル!1人用のパズルゲームで、赤い車を盤面から脱出させること。それだけ。
遊び方の流れ
1.問題カードに描かれたとおりに車を配置する。
2.赤い車が出口から出られるように、車をスライドさせ、道を開ける。
3.車は前後にしか動かせない(回転や持ち上げは禁止)。
4.なるべく少ない手数でゴールを目指す。
問題の難易度が上がるにつれて思考力と計画性が問われる構成になっています。
ラッシュアワーで育つ5つの力!
1.論理的思考力
目的に向かって「どの順番でどの車を動かすか?」を考えることで、”道筋を立てて考える力(ロジカルシンキング)”が自然と身に付きます。
2.空間認識力
車の向き・配置・動かした後の状態などを頭の中でイメージする力が鍛えられます。これは小学校受験で良く出題される「図形の構成」、「回転」、「重なり」に直結する力です。
3.問題解決力
間違えても試行錯誤を繰り返しながら解決方法を見つける練習になります。すぐにあきらめない思考の粘り強さが育ちます。
4.集中力
1問にじっくり取り組むので、集中力がぐっと高まります。「あと少しでできそう!」というワクワク感が集中を継続させる原動力に。
5.自己効力感(やればできる!)
目標や課題を達成できる力があると信じる感覚のことです。
難問を解けたときの達成感が、子どもにとって大きな自信になります。「僕にもできる!」「もう1問やりたい!」というポジティブな学びの循環が生まれます。
実際にプレイした感想
・最初は親のサポートが必要。
・ルールの理解はすぐにできる。繰り返すうちに「1人でやる」と自主性が育ちます。
・図形の苦手意識が減った様子があります。
子どもが飽きないこと、問題のレベル差が大きく長く遊べると思います。また、親が答えをすぐに教えないことで「自分で考えるクセ」が自然と身に付きます。
1人で静かに集中して遊べるので、家庭学習や外出先での待ち時間にも最適です。
小学校受験との相性は?
ラッシュアワーは、小学校受験における以下の能力を育てる教材としてとても有効だと感じました。
小学校受験に必要な力
1.図形認識(位置・方向)
2.論理的な推理力
3.粘り強さ
4.集中力
特に「図形構成が苦手」、「集中力が続かない」、「考える習慣を身に付けたい」といったお悩みを持つご家庭には、ぜひ取り入れてほしい知育パズルです。
総合評価(5段階)
知育効果 ★★★★★
遊びやすさ ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
対象年齢の幅 ★★★★★
論理・空間・集中力などすべてに効果的で、受験対策にぴったり。ルールは簡単で、幼児から大人まで幅広く遊べます。
小さい子には簡単なレベルの問題にしたり、親が補助をしてあげると遊びやすいと思います。また、ラッシュアワージュニアといった簡単バージョンも発売されています。
まとめ。ラッシュアワーは「遊び」で育つ最強の知育ゲーム!
ラッシュアワーは、小学校受験を目指すご家庭にとって非常に頼もしい存在です。
ゲームでありながら、
・思考力
・空間認識
・論理力
・集中力
をバランスよく育てられるので、「勉強はまだ早いけど、何か始めたい」というご家庭にもぴったりです。
ラッシュアワーは
・1人でできる論理思考型パズル
・小学校受験の図形・論理問題対策に直結
・子どもの「やりたい気持ち」と「考える力」を自然に引き出す
・知育効果が高く、コスパも良好
そんなThinkFun(シンクファン)社のラッシュアワー(Rush Hour)。ぜひご家庭に取り入れてみてください。
通常版
ジュニア版
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