こんにちは、こはくです。
会社に行きたくないなぁ。
明日は月曜日かと思うと憂鬱で。
そんなふうに思った経験はありませんか?
会社に行かなくてもいい生活って憧れますよね。
自由な時間があればもっと子どもや家族と過ごせる。
会社に縛られないから好きなところにも住めるし、どこだって旅行できる。
朝寝坊だってし放題(笑)。
それはそうだけど実際には無理でしょ。
わたしもそう思っていました。
しかし、それを実現できる方法があったのです。
その方法が「FIRE」と呼ばれるものです。
この記事ではFIREとはどういうものか、どうすれば会社に縛られずに、自由に生きることができるのかを解説します。
わたし自身、このFIREを知って目指そうと思った考え方です。
FIREとは?
FIREとは「Financial Independence/Retire Early」
直訳すると「経済的自立/早期退職」という意味で、FIREはその頭文字を取ったものです。
FIREはアメリカでブームになった考え方で、早い段階で退職し、自由に生きることを目指す考え方です。
生活資金のおよそ25年間分を貯めたところで仕事を退職します。
そして、不労所得で生活し、時間やお金に縛られずに自由に生きていきます。
FIREを実現する目安として「4%ルール」というものがあります。
4%ルールとは?
4%ルールとは年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方です。
例えば、
1ヶ月の生活費が20万円の場合、年間240万円、240万円×25年=6,000万円
1ヶ月の生活費が30万円の場合、年間360万円、360万円×25年=9,000万円
1ヶ月の生活費が40万円の場合、年間480万円、480万円×25年=1億2,000万円
年間240万円の支出であれば、6,000万円が必要になります。
そして、そのお金を年利4%で運用すれば、理論上は資産を減らすことなく運用益のみで生活ができます。
4%という数字は、アメリカのS&P500の成長率7%からアメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されています。
FIREを達成するために必要なこと
1.節約
FIREを達成するためには多くの資産が必要になります。
その資産を貯めるには、節約をすることは欠かせません。
節約って電気をこまめに消したり、安い食材を買ったりするんでしょ。
なんだか節約ってケチケチしてるみたいで嫌なんだよね。
節約ってそう思われがちですよね。
わたしもそう思っていました。
でも、保険や車、通信費など大きな固定費から見直すことで、継続して節約できます。
FIREを達成している人は生活の満足度を落とさずに節約しているようです。
2.稼ぐ力を高める
資産を貯めるには稼ぐことも重要です。
収入が多ければ、貯蓄に回すお金も多くなるため、その分早くFIREを達成することができます。
また、FIREを達成すると仕事をリタイアしてしまうため、
- 完全に収入がなくなってしまう。
- 月数万円のブログ収入などしかない。
- 月数万円のアルバイト収入しかない。
ということも考えられます。
FIRE後は理想の働き方を実現することは難しくありません。
金融資産があり、生活費の心配はないため、堂々と好きなことができるからです。
仕事は生きがいや楽しみにもなります。
好きな時に休めたり、自分の得意なことだけしたり、うるさい上司がいなかったりと自分の好きなように働けたら仕事も嫌ではないですよね。
稼ぐ力があるとFIRE後の生活も楽しくなるため、稼ぐ力も意識して身につけるのがよいですね。
3.投資
最後は投資です。
前述のとおり、FIREは資産を運用して、その運用益で生活費をまかないます。
投資で増やす力は必須項目になります。
ここでの投資は5%~7%といったリターンを期待するものです。
10%、20%といったギャンブルにならないように気を付けましょう。
まとめ
「FIRE」を目指すには多くの資産が必要になることがわかりました。
また、頑張ってもリタイアまでに15年はかかる金額が必要という統計もあります。
FIREは高収入で生活費が少ない人が達成しやすいのです。
そこで完全なリタイアでなく、サイドFIREを目標にするのも良いと思います。
生活費のすべてを資産からまかなうのではなく、資産収入で足りない分を個人で稼ぐというやり方です。
これであれば、貯める資産が半分程度になるので実現できる可能性も高くなります。
ストレスのない仕事で月10万円稼ぎ、資産収入が10万円あれば、合わせて月20万円になります。
年間生活費が240万円の人はこれでサイドFIRE達成です。
FIREを達成した人も
好きな仕事を続けてるから、資産をこんなに貯めなくてもよかった。
と言っているようです。
高すぎる目標を立てて挫折するよりも手が届くラインが大事ですね。
FIREについて興味がある方、もっと詳しく知りたい方にはこちらの本がおすすめです。
以上参考になればうれしいです。こはくでした。
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